— 桜のエネルギー「ありのままの美しさ」に寄せて
「ありのまま」は、飾らない“そのまま”の姿。
ポジティブもネガティブも、どちらも自分のたいせつな一部だと知り、受けとめていくことだと感じています。
目次
見たくない自分と出会うとき
昔の私は、ネガティブなことを“なかったこと”にしてしまいがちでした。
見るのは嫌だし、気持ちも沈むから。

でも、それを放っておくと、
似たような出来事に出会ったときに、
心の奥にしまった気持ちが反応してしまうのだと気づきました。
感情が爆発したり、肌に出たり——エネルギーはどこかで放出される。
だからこそ、早いうちにやさしく向き合うことが大切なのだと思います。
「知る」から始める自己受容
ネガティブな感情がふっと湧いたとき、まずは知る。
評価もしない、分析もしない。
ただ「いま、私はこう感じている」と気づいてあげる。
この小さな“気づき”は、心を整える最初の一歩。
その瞬間、エネルギーはすこしずつ滞りから流れへと変わっていきます。
ありのままは、全体を抱きしめること
「ポジティブ=良い」「ネガティブ=悪い」ではなく、どちらも私の一部。
全体を抱きしめる視点が、自己受容を育ててくれます。
- うれしさも、くやしさも
- まぶしさも、影の濃さも
- 前に進む力も、立ち止まる勇気も

どれも“いまの私”を形づくる要素。
だから、急がなくていい。できることから、1歩ずつ。
まとめ
「ありのまま」を生きることは、自分の全部を知り、受けとめる練習。
ネガティブが湧いたら、ただ見て、名前をつけて、そっと置く。
少し時間をおくと、その先にやわらかな視界がひらけてきます。
それが、私たちを本来の美しさへ連れ戻してくれる——桜がそっと教えてくれるように。

無意識で自分の行動をジャッジしてませんか?