空気がやわらぐ一方で、
どこか落ち着かない感覚が生まれやすい時期。
人や情報に、いつもより敏感になったり、
疲れが抜けにくく感じることもあるかもしれません。
それは、境界がゆるみやすい季節だから。
今回は、星の流れを背景に、
今の時期に合った境界の整え方をお届けします。
星の流れとテーマ

3月は、ひとつのサイクルが静かに終わりへと向かう時間。
場の境界がゆるみやすく、
人の気配や感情、情報の波を、
いつもより多く受け取りやすい時期でもあります。
インド占星術で見ると、
魚座の領域が強まり、“溶ける力”が働くとき。
同時に、土星は
そのゆるみに芯を通し、
「どこまでを自分とするか」を問いかけます。
そして木星は、
空いた場所に次の広がりを準備している。
だから3月は、
広げる月ではなく、整えて、隙間をつくる月。
境界を強く閉じるのではなく、
やさしく整えることが、次の循環への準備になります。
心の整え方
境界は、まず行動にあらわれます。
たとえば、
返信をすぐにしなくてもいいこと。
すべての情報を追わなくてもいいこと。
誰かの感情を、そのまま引き受けなくてもいいこと。
それは冷たさではなく、選択の余白を取り戻すこと。
3月は、感じやすい時期。
だからこそ、
“感じ方”を変えようとするのではなく、“行動”を少し整えてみる。
すぐに決めない。
すぐに答えない。
すぐに動かない。
その一呼吸が、境界をやさしく保ってくれます。
体の整え方
体にとっての境界は、皮膚。
3月は水のエネルギーが強まり、むくみやだるさが出やすい時期です。
溜め込みすぎず、冷やしすぎない。
長風呂をしすぎず、けれど体の芯は温める。
軽く汗ばむくらいの動きや、
ゆったりとした深い呼吸で、内側の循環を促していきます。
「外に出す」よりも、「内で巡らせる」意識。
それだけで、体は静かに整いはじめます。

心と体に耳を澄ませて
境界を整えるとは、何かを拒むことではありません。
出入りを、自分で決められる状態に戻ること。
3月は、新しい始まりの直前。
何かを足す前に、少しだけ空けておく。
余白は、不足ではなく、次の流れが入るための場所。
焦らずに、やさしく線を引きながら、ゆっくり準備を重ねていきましょう。
焦らずに、今の歩幅で。
そんなふうに、自分の体と心の歩調を合わせながら、
日々を進めていけたらいいですね。

